色の立体のことですよ。
(あ、怒らないで(笑))
僕の解釈では「色の地球儀」ってところでしょう。
(色相は色相の地球儀でした)
色には「3つのモノサシ」がありましたよね?
あれを縦・横・奥行きに並べると、色は立体に並ぶんです。
そして、それは地球儀のように球形になるんです。
(種類によっては、かなり歪な球形ですが)
それを地球儀に例えるとこうなります。
色相⇒赤道面に色相環(カラーサークルを思い浮かべて)
明度⇒北極方面高明度(北極点は白)、南極方面低明度(南極点は黒)
彩度⇒南北の軸から地表に向かうほど高彩度(赤道が一番高彩度)
────のようになります。
わかりやすいですよね!
(そ、そうでもないって??)
実は、pixiaにもちょっとした色立体はあるんです。
pixiaにはカラーサークルってありますよね?
Cパネルにある丸い虹(笑)
あれは、色立体の切り口とも言えるんです。
(横に切った切り口です)
でも…いまいち文章だと伝わりにくいですね(汗)
ま、今回はまず軽く頭に入れておいてくださいね!
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では、色相環について説明してください。
「え?色がぐるっとしているやつでしょ?」
やっぱり。そんなことだろうと思いましたよ。
うろ覚えですよね?
でも大丈夫。
僕なんか知りませんでしたから(オイ!)
色相環って、色相の地球儀なんです。
色相の順番ってありますよね。
赤、だいだい、黄、黄緑、緑、青緑、青、青紫、紫、赤紫。
じゃあ、虹の順番は?
赤、だいだい、黄、緑、青、藍、青紫。
(大体こうですよね(笑))
あれ?
紫や赤紫って虹にはないの?
ないんですよ。
だから、色相に紫や赤紫を補完して色相環にしたんです。
するとめでたく色相が「輪っか」になるんです。
で、なんで輪っかにする必要があるの?
それは、地球儀と一緒です。
色相を平等な関係に配置できるから。
平地図では、右とか左はちぎれていますよね。
でも、実際は遠くでつながっています。
地球儀なら、ちぎれることなく平等にありのままの地球を表しています。
色相環も一緒なんですよね。
色相環って、具体的には、どんなときに使うのでしょうか。
それは、色相の距離を測ったり、バランスを見るときに使います。
(もちろん、その他に使い道がありますが)
配色に距離感は絶対必要なんです。
この色とこの色の距離はこのくらい。
…って3つのモノサシの距離感を把握していないといけません。
だから、色相を使いこなす第一歩は、色相の距離を意識することですから。
隣同士の色相と、向かい同士の色相では、イメージが全然違いますし。
というわけで、色相環は、色相の距離やバランスを見るツールってことです。
今回は…pixiaと直接関係ない話でしたね!
でも、いい作品を作るためには色相環は、重要なツールなのです。
ぜひ自分のものにしておきましょう。
有彩色は、「色み」をもつ色のことです。
色味とは、赤い、青い、緑っぽいなどといった色の表情ですね。
それがある色です。
分からない?
ん~、その色を言葉で表現してみたらどうでしょう。
「白」「黒」「灰色」という表現しか出てこなければ「無彩色」。
それ以外が有彩色です。
たとえば…。
「黄色っぽいオレンジ」とか「薄い空色」とか「緑っぽい白」などなど。
ま、「カラフル」と言われて想像する色は有彩色でしょうね。
つまり、無彩色以外は、有彩色と言ってもいいでしょう。
(それに尽きます(笑))
キャラクター的には、「表情豊か」。
だから、相性があります。
ケンカすることがあれば、仲良くすることもあります。
それをうまく仲良しにさせるのが色彩のマジシャンのなせるワザでしょう(笑)